音響業務とは
わたくしたちは、通常、音響さん・PAさん・音響業者・・などと呼ばれることが多いようです。いろいろな場所でイベントやライブなどが行われる昨今、かなり我々の業種も知られてまいりました。
既にご存知の方も多いとは思いますが、改めて、私達の業務とはどんなものか説明させていただきます。
@簡単に言えば、マイク・ミキサー・アンプ・スピーカなどの機材を仮設的に設置し、「音を必要かつ十分な範囲で大きくして、聴衆に聴かせる」という役務の提供となります。
Aイベント会場、ライブ・コンサート会場、講演・演説会の会場、パーティ・式典の会場、などが私達が業務を行う場所です。
*会館やホール・ホテル・貸し会場に音響設備があり、その設備・技術者で十分な場合、私達の出番はありません。
*生の声で聞こえる場所、家庭用のオーディオなどで聴こえる場所では、私達の出番はありません
Bお問合せの後、詳細を伺い、現場を下見して、音響システムプラン・見積金額を提示後、「受注」となります。
C受注後、更に、打合せを行い、具体的な機材、スタッフの人数・作業工程などを決定します。
D当日は、打合せで決定した時間に、機材車で現場に入ります。
E機材の搬入作業を行います。
F搬入後、機材を設置・調整して、打合せで決定した時間内に、セッティングを終えます。
Gセッティング終了後、基本的に、打合せで決定した時間から、リハーサルを行います。
Hリハーサル中や、リハーサル後に、主催者・出演者と細かな部分を決めていきます。。
I本番前に、最終打合せ・確認・システムのチェックを行います。
J本番中は、ミキサーを操作するオペレーター、ステージのセッティングなどを行うアシスタントスタッフと共に、「聴衆に聴かせる」という仕事を誠心誠意行います。また、スムーズに進行し、トラブルなどない様、細心の注意を払って業務に携わります。
K本番終了後、簡単に機材の動作確認をして、撤収作業を行います。撤収後、車両に機材を積み込み、帰社します。
L帰社後、倉庫に機材を収納します。
M後日、お客様に、お礼のご挨拶をして、お客様のご意見・感想を伺います。
N請求書を発行し、代金を回収します。
O反省点・改善点などを検討し、クォリティの向上を目指します。
Pお客様に、必要に応じて、音響などに関する情報を提供します。
Q時期を見て、お客様に、連絡をいたします。